ザンビアとまと日記

ザンビアで青年海外協力隊。男性看護師。現職参加。感染症、エイズ対策。具体的には結核対策。チパタ郡保健局配属。生存報告とザンビア情報、たまに愚痴。トマトが大好き。

青年海外協力隊2017年秋募集に合格。職種は感染症・エイズ隊員。看護師として現職参加。 2019年1月~2年間活動予定。

言語力について(ピンチはチャンス)

現在0:39。場所はリビングストンの同期シニアボランティアのお家。

原因不明の40℃近い高熱を出し、後頭部を刺すような頭痛に襲われながらも一緒に旅をしていた同期隊員の献身的な看病のおかげで快方に向かっています。

 

マラリアは陰性でした。

 

本当に涙が出るほど嬉しかったです。ゆっくり休んでいってねと言ってくださったTさん、何かあったらすぐ言ってくださいと言ってくれたHさん、この恩は忘れません。いつか何らかの形で返そうと心に誓った日でした。

 

異国における同期の優しさ、ありがたみを強く感じた出来事でした。

 

なぜリビングストンにいるかというと他の国から同期隊員が遊びに来ているから。

 

一緒の時間を過ごしたかったのですが、体調をまずは戻したいと思います。

 

なぜか変な時間に起きて、ある考えが頭から離れなくなったのでメモ代わりに。

 

言語力とピンチはチャンスということについて

 

アジアに赴任している同期隊員が言語の壁に悩みながらもっと真摯にコミュニケーションを取らないと!と反省している記事を読んだと記憶。

 

自分は英語圏に赴任しているためアジアに赴任している同期に比べてコミュニケーションはだいぶ楽。

 

それでもやはり第二言語。ましてや常識の通じないアフリカ。

 

最近相手が言いたいことを分かったつもりで何回トラブルに合いそうになったか‥(黄熱病の予防接種を受ける時本当は買う必要の無いワクチンを騙されて高額で買わされたり。ボツワナに1日ツアーに行くつもりが泊まりがけのツアーにいつの間にか切り替わっていたり‥

 

分かったつもりでいると痛い目にあいます。

 

そんな教訓もある出来事ですが見方を変えると以下のような見方もできると思います。

 

自分の言語力はだいぶ破れているか、元から粗い網かザルのようなもの。

 

だからそれを自覚していないと相手の意思を汲み取れない。

 

しかし自覚していると自分が何回その網を水に入れようと周りの人はきっと優しい目で見てくれる(こともある)

 

これはわかったつもりにならないで、しっかり疑問点はそのときに聞き自分が行動できるレベルに理解するということ。

 

日本人は最後まで相手の話を聞いてから質問するのが美点とされているが、海外ではその場で疑問は質問するのが当たり前。

 

しかし海外では質問がない=完全に理解していると判断されます。

 

自分もそれほど記憶力、理解力が優れているわけではないのでその時に聞いたほうが話についていきやすい。

 

自分の武器である言語力をしっかり把握できないと使いこなせないんだなぁと思いました。

 

大事なのは何でもすくえる完璧な網にしようとすることではなくて、自分の網である言語力が破れていて相手の意思を一回で汲み取れるほど十分でないことを知ること。

 

 

そして現地語は例えると網に対して釣り竿みたいな感じか‥

 

話をする対象がガラリと変わるため、使い方を理解すればそれまでとは全く違う世界を見ることができる。

 

そんなことをベッドの中で考えたみたいです。

 

1:11

再び寝ようと思います。おやすみなさい。