ザンビアとまと日記

ザンビアで青年海外協力隊。男性看護師。現職参加。感染症、エイズ対策。具体的には結核対策。チパタ郡保健局配属。生存報告とザンビア情報、たまに愚痴。トマトが大好き。

青年海外協力隊2017年秋募集に合格。職種は感染症・エイズ隊員。看護師として現職参加。 2019年1月~2年間活動予定。

自分ってボランティア?

働いてるクリニックに1人いるボランティアさん。

 

以前にも少し書いたことある彼女。

 

彼女「日本はお金があるんでしょ?お金をちょうだいよ」

 

自分「僕もボランティアでそんなにお金はないよ」

 

彼女「あなたは政府から家も生活費も支援してもらってる。私は何ももらえてないわ」

 

確かに彼女に競べたら、自分はお金を持っていることには間違いないからすごい後ろめたさも感じる。

 

自分って現地の人から見たら「ボランティア」じゃないんじゃない?

 

でもなんだろう?すごい違和感。

 

これはお金を持っているのに分かち合わない自分の器の小ささ?引け目?

 

彼女はボランティアとはいえバスでクリニックまで通っていて携帯も持っている。

 

依存心が強すぎる彼女への嫌悪感?

 

彼女が冗談で言っていることはアフリカで暮らしていて十分分かっているつもり。

 

もしかしたらくれるかもしれないし、試しに言ってみてもいいよね、と思っているところが援助漬けと言われる状態なのだろうか?

 

保健に関しても財政の多くを援助に頼っているこの国。

 

でも日本に目を向けてみると‥

 

年金だけでは暮らせないなんて!

 

と怒っている。らしい。

 

昔年金という仕組みがなかった頃に国に対して怒っていただろうか?

 

これもある種の依存心ではないだろうか?

 

お金が無いと心配で仕方がない

 

お金以外に頼れるものがない

 

政府は助けてくれるのが当たり前、自分達は特に考えなくてもいい

 

こちらのほうが問題なのではないか?

 

啓発本や昔の本ばかり最近読むからかアツい方向に流されがちな自分

 

アフリカを見て日本と自分のことを振り返る。