ザンビアとまと日記

ザンビアで青年海外協力隊。男性看護師。現職参加。感染症、エイズ対策。具体的には結核対策。チパタ郡保健局配属。生存報告とザンビア情報、たまに愚痴。トマトが大好き。

青年海外協力隊2017年秋募集に合格。職種は感染症・エイズ隊員。看護師として現職参加。 2019年1月~2年間活動予定。

マラリアDay

皆さんマラリアって知ってますか?

 

日本だと馴染みがないですよね?

 

でも熱帯地方であるアフリカの一部では、残
念ながらとても馴染み深い病気です。

 

ハマダラカと呼ばれる蚊の一種によってマラリア原虫が媒介されることによって起きる病気で、高熱や倦怠感、筋肉痛が主な症状です。


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こっちでは誰かが休むと「マラリアかな?」って自然に思うくらいです。風邪と症状が似ているので、見逃しやすいですが重症化しやすい熱帯熱マラリアの場合命に関わることも。(ボランティアは週に一回メフロキンという予防薬を内服しているのでめったにかかりません)

 

そんな怖いマラリアをなんとか撲滅しようとザンビアでは毎年世界マラリアDayに合わせて啓発のイベントが行われます。

 

(アフリカは記念日大好き。他に結核エイズ、女性、青少年、子供などに全てイベントをするので多い時は月に3つほどあることも)

 

首都での会議から戻って久しぶりの勤務。何やらバタバタしてるオフィス。

 

同僚に挨拶もそこそこに

 

「はい、車に乗って!」

 

と言われ、どこに行くのかもわからずに車に乗ります。

 

ついたのはマラウイとの国境近くにある学校

スピーカーがランドクルーザーにつながれ音楽が流れ始めました。

 

こういう紙を渡されました。

予定表ですね。

現在10時過ぎ。もちろんまだ始まりません。


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最初からスケジュール崩れてますね。

10時半になり偉い人が来るといきなり始まりました!

 

ここでマイクが使えなくなるハプニング発生!マイク無しなので、もう何言ってるかもちろん聞こえません。


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挨拶が終わると余興!
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クイズ大会(景品は蚊帳でした!)

余興

余興(マラリアに関する寸劇)

からの

ダンス!

 

タイミング逃して入りそこねました。

「いつ入ればよかったの?」

 

って同僚に聞いたら

「入りたいときだよ!」

 

「家電の買い替え時か!」

って突っ込みたくなったけど、要は

「空気なんか読むな!空気を作るんだ!」っとことかな。

 

次は必ずリベンジすると心に決めて事務所に帰ったのでした。

追記

そういえばザンビアは敬語は日本ほどは無いけど、目上の人に対する敬意はきちんと伝えるんだなぁと最近実感。

握手するときにもう片方の手を肘に添えて少し膝を折ったり、片手を胸の前に持っていって挨拶したり。

 

敬意とは少し違うけど、郡保健局長や市議会議員が来た時は立って迎えて、本人が座るまでは座らないっていうのが印象的だった!